


「東京都こどもホームページ」を
教育の場で活用された事例や手引き、
資料をご紹介します。
「東京都こどもホームページ」は、令和 4 年 4 月にスタートした、子供と都政をつなぐ、 情報プラットフォームです。小学生を主なターゲットに、子供たちが楽しみながら、 東京の魅力や都政への関心を高めてもらえるホームページを目指して、バージョンアップを重ねています。東京都を学ぶ4年生の「社会」をはじめ、「生活」や「総合」などの授業や自主学習でも活用できるコンテンツもございます。
授業での活用事例
授業活用事例八王子市立 いずみの森義務教育学校
いずみの森義務教育学校4年生の社会科の授業でバーチャル社会科見学の「東池袋雨水調整池」を、ワークシートを使いながら学びを深めました。


活用してみた先生からの意見
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授業で活用してみた感想を教えてください。
授業でバーチャル社会科見学とワークシートを使ってみて思ったのは、見学の仕方にも個性があるということです。
通常の社会科見学だと、引率や安全性を考慮して回れる場所に制限が生まれてしまいますが、バーチャル上でなら自由に歩き回れます。建物全体をバーっと見てから気になるところに移動する子もいれば、一つの場所に興味をもってじっくり見る子もいる。それはワークシートに書かれた内容にも表れていて、子供たち一人ひとりの動きや視点の幅広さを体感する機会になりました。 -
授業でのポイントや工夫した点はありますか。
個人的には、授業で東京都こどもホームページを活用するにあたり、ワークシートに「特徴・役割」を記入するところがあるのがいいなと思います。教科書で登場したものについて「そもそも、これの特徴はなんだろう?」「私たちの生活にどう役立っているのかな?」という考える機会になるからです。
自分の頭でしっかり考えて欲しいからこそ、授業では時間の配分を意識しました。見学だけで終わらないように、また、子供同士で意見の交換ができるように、どういう流れでシートを使うかなどプランを立てることが、とても大切だなと感じました。 -
活用を検討されている先生方へ一言お願いします。
なにかを見ることで好奇心が刺激されて、想像を膨らませたり、学んだ知識を繋ぎ合わせたり、「教科書で見たことはこうなっていたのか!」と納得をする子は多いなと思います。
本当は教科書で取り上げる建物すべてを見学に連れて行きたいところですが、それもなかなか難しいですよね。だからこそ、端末ひとつで気軽に建物の見学ができるのは素晴らしいことです。初めてバーチャル社会科見学を紹介すると、子供たちから「この続き、家で見てもいいですか?」という質問をよくされます。翌日に感想を伝えに来てくれた子もいました。
自分の目でリアルな出来事を見ること、興味を広げることを大切にしている先生方には、ぜひ取り入れていただくことをおすすめします!
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